昼間は天使のような赤ちゃんも、夜になると急に泣き出して、泣き止んでくれない。
いろいろと泣き止まそうとやってはみるものの効果がなく、困り果てているママも多いと思います。
静まり返っている夜中に泣きだすと、ご近所迷惑も気になるし、旦那さんの寝不足も心配です。
ましてやママが働いている場合は、昼食後に襲ってくる睡魔たるや、想像を超える辛さ。
おまけに、周りの社員さんたちにはあまり理解されないし。
そもそも、どうして夜泣きするの?
赤ちゃんの夜泣きの原因って何?
原因が分かれば、対策も立てやすいですよね。
赤ちゃんの夜泣きの原因は何?
夜泣きの原因を知る前に、夜泣きについて知っておく必要があります。
夜泣きとは、どういうことを言うのでしょう?
単に夜泣くことが夜泣きではありませんよ。
夜泣きとは、早い子で2,3ヶ月ごろから、一般的には生後6ヶ月ごろから1歳半ぐらいにみられる理由の分からない夜の泣きのこと。
お腹が空いているわけでもなく、おむつも濡れているわけでもなく、どこか体の具合が悪いわけもないのに泣いているわけです。
理由が分からない「夜の泣き」なので、具体的な夜泣きの原因はハッキリしていません。
こう言ってしまうと身も蓋もありませんから、こうではなかろうか?という意見をご紹介します。
夜泣きの原因については諸説ありますし、夜泣きには個人差があります。
生後2か月ごろから始まる赤ちゃんもいれば、1歳ごろになって夜泣きが始まる赤ちゃんもいます。
始まる時期もそれぞれであれば、原因もそれぞれです。
なので、一般論的なお話になりますが、ご容赦くださいね。
赤ちゃんの夜泣きの原因、生後2ヶ月ごろの場合
人の体には神秘的な力が備わっています。
体内時計もその一つ。
体内時計説
夜眠くなって朝起きる体内時計ですが、生後2ヶ月頃の赤ちゃんにはまだ体内時計が上手に働いていません。
だから昼と夜の区別がなく、泣いては寝て、泣いては寝てを繰り返します。
この体内時計ですが、赤ちゃんが本能的に覚えるというよりも、大人がちゃんと導いてあげる必要があります。
朝型夜型といわれるように、夜遅くまで起きていると体内時計が夜の方にずれてしまいますから。
だから朝になったら朝陽を浴びて、夜の闇が迫ってきたら眠りにつく。
というように、体内時計が正しく働くように1日のリズムを覚えさせるわけです。
この体内時計が正確に働きだすまで、赤ちゃんは昼夜を問わずに泣いてしまうことがあって、夜泣きの原因になっている可能性があります。
この体内時計が不完全ということが原因での夜の泣きは、本来言われている夜泣きとはちょっと違いますし、生後2ヶ月くらいの赤ちゃんによくあること。
他に何か泣いている原因はないのか?見極めることが大事です。
赤ちゃんの夜泣きの原因、1歳ごろの場合
1歳を過ぎての夜泣きはママを不安にさせます。
「夜泣きがなくてよかった」と1歳になる我が子を見て安堵していたのに、突然始まった夜泣き。
「もしかして何の病気なの?」と心配になるママも少なくありません。
病気の可能性はテーマがずれるので、ここでは省きますが、心配の方は病院で診察してもらってくださいね。
1歳の赤ちゃんの夜泣きの原因ですが、よく言われているのが夢の話。
どういうことかというと、日中起こった刺激的な出来事が原因で、夢を見ているからでは?と言われています。
夢を見て、混乱しているというわけです。
人間は睡眠中に、今日の出来事を整理する能力があるといわれています。
でも1歳の赤ちゃんはまだ発育途上。
知らないことがいっぱいで、刺激たっぷりの毎日を過ごしています。
その刺激を上手く整理できないことが原因で、夜泣きをしているのでは?
といわれているのです。
その他の夜泣きの原因
昼寝のしすぎで体内時計が狂って睡眠リズムが乱れた
赤ちゃんの気質
ママが大好きで気をひている
精神的な不安
なども夜泣きの原因だと言われています。
まとめ
夜泣きの原因は生後2か月ごろも1歳ごろも、何が原因かハッキリとは断定できません。
いろいろな可能性を考える必要があります。
そこで、赤ちゃんが夜泣きをする日と夜泣きしない日を比べてみましょう。
1日の中で何か原因となりそうなことがあれば、それを改善することによって、夜泣きがなくなる可能性もありますから。