子供が泣くだけではなく、急に叫びだしたら、パパとママはビックリしてしまいますよね。
初めての子供だと「うちの子は病気なんじゃないか?」と不安になってしまう方は多いです。
もしそういった症状が見られたら、「夜驚症」かも。
夜泣きで悩んでいる方は、目にしたことがあるかもしれませんが、この夜驚症とはどのようなもので、何が原因で起こってしまうのでしょう?
症状と原因、そして対策もご紹介します。
夜中にとつぜん目を覚まして、激しい恐怖感とともに泣いたり叫んだりするのが夜驚症です。
小学校入学前から小学校低学年の児童(3歳~7歳の子ども)みられることが多い睡眠障害で、普通の夜泣きよりも若干ヒステリックな症状がみられます。
夜驚がくり返し発生するのは子供の5%くらい。
少し珍しい症状ですが、対策方法もきちんとありますから、安心してくださいね。
夜驚症がおこる原因には、脳の機能が発達途中であることに一端があると考えられています。
とくに乳児期は脳の発達がめざましく、日々の何気無い経験が全て刺激となってインプットされます。
中でも「恐怖」は脳の中でも強烈にインプットされる感情です。
それが夜驚症と関係していると言われています。
そんな夜驚症の対策としては、恐怖を感じているものを克服させること。
例えば、雷が強い子供には「雷は自然現象で心配ないよ」ときちんと説明してあげれば、子供も納得でき安心。
それで夜驚症が治ったという事例もあります。
どうしても夜驚症が治らない場合は、小児科や小児神経科などを受診して、相談してみてください。
また市販の漢方薬でも、リラックスできる作用の薬もあるようです。
薬局で薬剤師さんに相談してみると、いろいろと教えてくれますよ。