育児疲れ

育児疲れからくる危険なうつ症状【食欲不振に要注意】

出産後、何となく食欲がない。
食べたいけれど、口に運べそうにない。

こんな症状がでていませんか?
それは育児疲れからくるリスクの高い症状の1つかもしれません。

それが産後うつです。
産後うつは、虐待と多く結びついているケースが多いといわれています。
産後うつのママが虐待を繰り返しているケースは、稀ではありません。
また、赤ちゃんだけにとどまらず、自分自身を虐待しているケースも多いのです。

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食欲不振は産後うつの始まり

食欲がない、眠れない、そんな場合は産後うつの始まりかもしれません。
産後うつになると

赤ちゃんを可愛いと思えなくなる
何もする気が起きなくなる
将来に希望が持てない
赤ちゃんとの生活が見いだせない

ということが起こり得ます。
そのため泣いている赤ちゃんを放ったらかしにしてしまっていたり、お腹が空いているのにミルクをあげなかったり、ベッドにたたきつけてしまったり、口を塞いでしまったり。

「そんなママは最低、ママ失格!」と世間からけなされそうですが、実はそれは間違っています。
ママの脳内が壊れて、コントロール不可能になっているのです。

ママの脳内が病気になっています。
だから、食べるものも食べられない、飲めない、食べても味がしない、嘔吐。
そんな状態になっています。
ママ失格と言う前に、ママは病気なんだということを知り、適切な病院へ行くことが一番です。

食べた気がしないのはうつのせい

実家であっても、まだ祖母や祖父が働いているのなら、赤ちゃんと2人の閉鎖空間にいることになります。
かなり重苦しい空気になるでしょう。

実際、ママの体は母乳を作るために血液が変化し、子宮も収縮していきます。
赤ちゃんに合わせて睡眠をとり、1時間か2時間しか眠れない日々。
外に出ることもできず、ひたすらおむつ替え、ミルクを繰り返しするだけの毎日です。

里帰りでご飯の準備や洗濯物をしてくれるのはありがたいことですが、用意されたご飯を食べても味がしないのは、うつ状態と考えられます。
「あれ?」と感じたら、すぐに病院へ行きましょう。
適応した薬をしっかり飲んでいれば治ります。

また、週に1日はしっかり睡眠をとれるように、パパや祖母、祖父にお願いをしましょう。
睡眠がとれない状態の人間は、破壊行動を起こさせます。
睡眠がとれないのは、それほど大きな負担なのです。
食欲不振もそのせいですから、病院へ行って薬を飲んで治しましょう。

食欲不振は産後うつ病のチェック項目

食欲がなくなるのは、産後うつのチェック項目の1つです。
他にも

集中力がなくなる
赤ちゃんやパパに愛情を感じない
感情がわいてこない
イライラする
何か分からないけれど、急に不安になることが多い

というものもあります。
このようなチェック項目に当てはまっているママは、精神科、心療内科を受診してみてください。

核家族化が進み、ママ1人で赤ちゃんのお世話をすることが多くなっている昨今では、このような産後うつになっているママは増えています。
「1日中何も食べなくても別に構わない」「お腹が空かない」というママも心配ですね。
「用意されたものは食べるけれど、それも別に関心がない」という場合も要チェックです。

まとめ

産後うつが食欲不振を引き起こしている可能性もあります。
そういう兆候を見受けられたら、パパがママと赤ちゃんの様子をしっかり見てあげましょう。
ママの味方はパパだけです。
もちろん、赤ちゃんの見方はパパとママだけ。
守るべき存在です。

パパは頑張っているママをしっかり見てあげる必要があります。
「虐待だ、ママ失格だ!」と、そう言う前に、ママの状態をチェックしてみてください。
ママの様子がいつもと少しでも違っていたら、何か変だととらえて、話を聞いてあげる必要があります。

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