パパママ教室とは、一昔前まで「母親学級」と言われていたもののこと。
いわゆる出産準備の教室のことです。
「パパママ」と呼び名が変わったのは、育児に参加する男性も多くなってきた背景から。
でも、パパママ教室って本当に行く意味があるのでしょうか?
ここでは行くべき理由や行く時期について紹介します。
パパママ教室は行くべき?
赤ちゃんが生まれてくるとわかったら、「パパママ教室に参加しなければいけない」と思っている方も多いでしょう。
でも本当に行く意味はあるのでしょうか?
パパママ教室は、自治体や産婦人科などの医療機関が主体となって行っているものが主流。
無料となっていることも多く、比較的参加しやすいです。
時間的には、90~120分程度の教室を1カ月に1~2回程度。
4か月間程度かけて行うというものが多くなっています。
で、これって本当に行く意味あるの?
そう疑問に思っている方はとても多いですね。
内容はお腹の赤ちゃんの映像を見たり、出産の過程の説明、旦那さんの妊婦体験、赤ちゃんの衣類やグッズの選び方・使い方の説明や沐浴の仕方など、かなり広範囲。
また、出産日近くの父母との交流などもあります。
参加を迷われている方もおおいのですが、参加しないよりはした方がより出産や子育てに対しての不安はかなりなくなりますよ。
もちろん強制参加ではありません。
「時間や気持ちに余裕があったら参加する」、といった程度で大丈夫です。
パパママ教室に行かない理由って何?
最近ではパパママ教室にあえて行かない方も増えています。
その理由は一体何なのでしょう?
やはり「時間が取れない」「緊張する」「面倒」などといった理由で行かない方が多いようです。
また、最近引っ越してきた方などは、「周りはみんな顔見知りで、自分達だけアウェーに感じる」という不安から参加しない方もいます。
妊婦同士でワイワイして、ママ友を作ろう!と躍起になっている方は自主的に参加されます。
ですが、「あまり人付き合いが得意ではない」「わざわざママ友を作ることに意味を感じない」と思っている方は、あえて参加しないようです。
実際にパパママ教室に参加したからと言って、家族ぐるみで付き合えるママ友ができるわけではありません。
2時間くらいの教室で仲良くなるのは、やっぱり難しいのです。
なので、「パパママ教室に行かないのはダメ」ではなく、基本的に「参加は自由」と思っておきましょう。
もちろん、第一子の出産であれば不安も大きいと思いますので、参加するに越したことはありません。
でもストレスを感じながら無理に参加する必要はないのです。
パパママ教室に行くならいつ頃いく?
もしパパママ教室に参加するとなったら、いつ頃に参加するべき?
もちろんママが安定期に入ってから参加した方が、体には負担が少ないですが、あまり遅すぎても出産に必要な情報が間に合わないこともあります。
開催する医療機関や組合によって、妊娠全期にわたって3~4回ほど通うパパママ教室もあれば、妊娠中期と後期に1回ずつ通うところもあるので、一概に「いつ参加すれば良い」とは言えません。
安定期に入ってからの方が好ましいとはいえ、妊娠初期には控えたほうがよい食べ物、飲み物、つわりの乗り越え方なども教えてもらえるので、最初の方から参加した方が良いケースもあります。
赤ちゃんを迎えるにあたっての準備の説明を聞きたいなら、妊娠中期からの参加がいいでしょう。
妊娠後期になると出産直前なので、出産の流れや陣痛が起きた際の病院への連絡方法など具体的な出産の説明がほとんどです。
個人的には、妊娠中期~後期の教室に参加すると、まんべんなく情報を聞けるので、パパママ教室に行き始めるにはおすすめ。
まとめ
パパママ教室に参加するかしないかは任意です。
時間や体に余裕があれば参加するくらいの気持ちで十分だと思います。
しかし、より安心して出産、子育てに臨みたい方は、ご自身の体と相談して妊娠中期頃から参加すると良いでしょう。