安産祈願お守りは、赤ちゃんが無事に生まれるようにとの願いを込めたお守りのことです。
では、無事に赤ちゃんが生まれたら、安産祈願のお守りはどう処分すればいいのでしょう?
ゴミ箱に捨てるわけにはいかないし、神社に返納返却するにしても、そのタイミングがよくわかりませんよね。
そこで、ここでは安産お守りの処分の仕方についてご紹介します。
赤ちゃんが生まれたら安産祈願お守りはどうする?
安産お守りは腹帯に挟んだり、バッグに付けたり、お財布の中に入れたりして御利益をあやかるものです。
では、無事に出産したらどうしたらいいでしょうか?
一般的には「無事に出産しました」という報告を兼ねて、そのお守りを購入した神社に返納するのが良いとされています。
お守りと一緒に腹帯やお札を購入された方は、そちらも一緒に返納。
このように無事に生まれたという報告のことを、「お礼参り」と言います。
お礼参りは、いつ行くかというのは明確には決まっていません。
産後すぐはママの体調が戻っていませんし、赤ちゃんも1ヶ月は外出を控えた方が良いので、生後一ヶ月頃のお宮参りの時に、合わせてお礼参りをするのがおすすめです。
知っておきたい!安産お守りの処分の方法
お守りは、お願い事が叶ったら、基本的にそのお守りを手に入れた神社に返納します。
もちろん安産祈願のお守りも同じです。
で、実はお守りの効果は1年とされていますが、返納するのは期間内でも期間を超えて返却しても問題はありません。
ただ、ずっと古いお守りを持っていることはあまり良くないので、ママと赤ちゃんの体調が良い時に必ず返納するようにしましょう。
こんな事をする方はいないと思いますが、間違ってもゴミ箱にそのままポイッと、捨ててしまうなんてことはしてはいけませんよ。
燃やしたりするのも良くありません。
必ず神社やお寺に返すようにしてくださいね。
神社とお寺でお守りの返し方が違う?
返納するなら、どこの神社やお寺でも良いのではないか?
そう思われる方もいるかもしれませんが、実は神社とお寺は大きな違いがあります。
というのも、お寺は仏様を祀り、神社は神様を祀っていますから、全く別物です。
返納するときは必ず、神社のものなら神社に、お寺のものならお寺に返納してください。
もらうなどして、たくさんお守りがあって、どれがどこだかよく分からない場合は、お守りの名前を見て、神社かお寺か判断するようにしましょう。
境内に入ると、古札やお守りを納める専用の箱が置かれている場合が多いです。
神様や仏様に感謝をしながら、そちらに安産祈願のお守りを返納してください。
まとめ
無事に赤ちゃんが生まれたら、安産お守りの御利益があったということで、きちんと返納することが大切です。
ただし、「基本的にそのお守りを手に入れた神社に返納」といいましたが、基本的です。
「できれば」という話。
必ずお守りを手にれた神社やお寺に、返納しなければいけない訳ではありません。
「神社」と「お寺」の区別さえしっかりしていれば、基本的にどこにでも返納して大丈夫ですよ。