夜中に起きるなど、赤ちゃんが寝てくれないと、親としはかなり辛いです。
ママもパパも夜はしっかりと睡眠をとって次の日に備えたいのに、赤ちゃんが寝てくれないと、それはかないません。
そこで「ネントレ」。
ネントレとは何なのか?そのやり方などをご紹介していきます。
ネントレとは?
ネントレとは、いわゆるねんねのトレーニングのこと。
赤ちゃんは大人のように、自分で寝ることがまだできません。
それを「自分の力で寝られるようにするトレーニング」をネントレと言います。
赤ちゃんが一人で寝られるようになると、パパやママはかなり楽です。
そして何よりも赤ちゃん自身も、スーッと眠りにつけるので、お互いにプラスになることが多いでしょう。
ネントレには大きく分けて3種類の方法があります。
- 産まれてすぐからやるジーナ式
- 泣かせるネントレ
- 泣かせないネントレ
どれもメリット・デメリットがあります。
短期間で効果を上げたい場合は「泣かせるネントレ」。
ネントレはかわいそう?
今紹介した「泣かせるネントレ」は、絵本を読む、語りかけをするなど寝る前の入眠儀式が終わった後、どれだけ子供が泣いても電気を消してママは部屋を出るという方法です。
泣いても、外からの声かけのみで寝かせる方法なので、「かわいそう」と思うママも実はたくさんいます。
泣いている子供を放っておいて、泣き疲れて眠るのを見るのは親としても辛い光景です。
でもこれは、あくまでも「ネントレ」。
ねんねのためのトレーニングです。
ある部分、心を鬼にする必要があるのかもしれませんが、できるようになれば、それが当たり前になります。
ネントレの最初の段階では、当然一人で寝るのは難しいです。
だからタイマーで時間を計り、数分起きに慰めに行く、だけど、一緒には寝ないなどしてみましょう。
また、ママが部屋を出て行くとき「用事があるから後で一緒に寝るね」などの声かけをしてあげてください。
そうすれば赤ちゃんも「先に寝ておいても大丈夫だ」と分かってくれるようになりますよ。
最初は泣きますが、慣れてくれば大人しく寝るようになるので、「かわいそう」と思っても辛抱。
そこを辛抱できるかどうかが、カギになるでしょう。
ネントレには賛否両論が付き物
赤ちゃんも大きくなったら勝手に寝るようになります。
だから今ママを求めている赤ちゃんに、無理してネントレをする必要があるの?
そう思われる方も多いでしょう。
ネントレに疑問をもっている方は、赤ちゃんがぐっすり寝れる習慣がつくまでは、ママが辛抱強く付き合ってあげるものだと思われるようです。
ただそれが必ずしも赤ちゃんに良いとは限りません。
どういうマイナス点が考えられるかというと、例えば自分で寝ることができない習慣が身についてしまうと、大きくなってもママがいないと寝られなかったり、自立心が育ちにくかったりして、依存心が強くなってしまう可能性です。
もちろん個人差がありますから、一概に言えませんが、一般論でいうとそうした懸念があります。
またどちらが良い悪いではなく、その真ん中あたりを狙うのもアリ。
ネントレにも様々な方法があって、「期間を1ヶ月くらいかけて添い寝をする方法」もあります。
これなら泣かせないネントレとして、緩くできるので、ネントレを疑問を持つ方でもやってみれる方法ではないでしょうか。
泣かせないネントレ方法とは?
では、泣かせないネントレの具体的な方法について。
ネントレで赤ちゃんが泣いたらママは「あやしたい」「側にいたい」と思いますよね。
なので最近では「泣かせないネントレ」を行う方が多いです。
具体的な泣かせないネントレのやり方
部屋を暗くしておやすみをする
↓
ぐずりだしたら、抱っこしたりして落ち着かせる
↓
落ち着いて、眠そうにしたらもう一度お布団に置く
↓
また泣いてしまったら抱っこなりで、落ち着かせる
↓
落ち着いて眠そうにしたらお布団に置く
この行程を寝つくまで続けるというものです。
最初のうちは上手くいかないことも多く、ママにも負担がかかります。
でも落ち着かせる回数はやっているうちに減ってきて、自然と自分で寝つくようになります。
まとめ
赤ちゃんが自力で寝てくれるようにと「ネントレ」を考えている方も多いと思いますが、ネントレにもいろんな方法があります。
色々と試しながら、ママと赤ちゃんにとって一番良いネントレの方法を見つけてくださいね。