新ママでなくとも、誰もが一度は経験したことがあるのが育児疲れ。
最初は一生懸命可愛い我が子のために、と頑張っているのですが、突如何かの拍子に頑張りの糸がプツンと切れてしまい、あっという間にノイローゼに陥ってしまうのです。
これは他人事ではありません。
誰もが悩み、経験していることです。
もちろん育児疲れで済む場合もあります。
でも、ノイローゼやうつになってしまうママも大勢いるのです。
では、育児に疲れた時、どうしたらよいのでしょうか?
育児疲れは何故起こる?
目次
そもそも育児疲れは何故起こるのでしょうか?
新生児とママとは通常2人きりでいることが多いです。
特に義母や実家に手伝ってもらわない場合、パパは仕事。
日中はママと赤ちゃんの2人きりになります。
四六時中一緒です。
もちろん可愛いのですが、そこには問題も。
新生児はとにかく泣きます。
おっぱい、おむつ替え、寝かしつけ。
その繰り返しで、ママは最初頑張っていても、実は慢性的なストレスがたまっています。
何事にも完璧にできる人間などいません。
それが人間です。
ママだって同じ。
我が子は可愛いし、世界で一番だと思っています。
でも、何事でも「よしよし」とできるわけでもないのです。
慣れない生活、赤ちゃんと2人だけの日常に疲れ切って、育児疲れは起こります。
それが酷くなると、育児ノイローゼと呼ばれるものになってしまうのです。
イライラ、怒りっぽくなる、制御がきかない
我が子が泣いている姿を見て、最初はよしよしとあやしていたのが、だんだん泣く我が子が怖くなります。
やがて、泣き声が悲鳴のように聞こえてくるようになります。
それが育児疲れの始まりです。
泣かさないようにどうしたらいいの?
必死で考えるママ。
泣いたら困る、泣かれたら辛い・・・。
ママと赤ちゃんはいわば一心同体だったので、そう感じてしまいます。
ですから泣かれると、とてもしんどく感じてしまうのです。
精神的に余裕がないのに、泣き止ませようとして抱っこ。
それでも泣き止まない我が子。
ついには「もう鬱陶しい!」と思ってしまうこともあるでしょう。
ママはそんな自分を責めてしまうのです。
そうした言動はさらなるストレスを生みます。
泣き声が聞こえないように耳を塞ぎ、部屋の隅で固まってしまうママが、実はたくさんいるのです。
育児疲れの対策と対処法
自分のリズムに合わせる術を身に着ける
赤ちゃんは四六時中泣くのが仕事だと覚えておきましょう。
育児疲れをなくすには、完璧にこなせるママを放棄するのが一番です。
そして、大人のリズムに赤ちゃんを合わせる生活をしてみましょう。
すると随分と楽になります。
「赤ちゃんのペースに合わせた方がよい」とする意見も多いのですが、実際自分のペースに赤ちゃんを巻き込んだ方が、育児がやりやすいのは確かです。
自分が休みたい時は休み、赤ちゃんと遊びたい時は遊ぶ。
すると赤ちゃんとの対話が自然と楽しくなり、ストレスがなくなります。
赤ちゃんは自我をまだ持っていません。
だから、自分のペースに巻き込むのは簡単なことです。
例えば、気分転換したい時は母乳をたっぷりあげてから、ゆっくりお風呂に入るのもよいでしょう。
赤ちゃんが「誰もいない」と泣き叫んでも、お風呂場でゆったりしていれば良いのです。
上がってまた抱っこすればいいだけの話ですから。
また、土日などは少しだけパパに時間を作ってもらい、外の世界へ出ましょう。
それだけでもリフレッシュすることができます。
まとめ
育児疲れの対処は、自分のストレスをどれだけ削減できるかにかかっています。
それがうまくできないと、虐待や自分で自分を傷つける自傷行為に走る可能性も出てきます。
ストレス削減のため、「できない母親だ」と決めつけるのは止めましょう。
そうしないと自分を必要以上に攻めてしまいます。
まずは、自分のペースに赤ちゃんを巻き込むこと。
自分の生活スタイルはあまり変えず、赤ちゃんをうまく空いたスペースへ入れ込んでいく。
これが一番楽な育児ストレスを解決する方法です。