赤ちゃんの成長、発育

赤ちゃんの歯ぐずりの前兆・症状からしっかり対策する方法

育児で必ずぶつかる問題が歯ぐずりです。
初めての場合、どうしたらいいのかママも不安になると思いますが、安心してください。
ここでは、赤ちゃんの歯ぐずりの原因・症状・前兆・時期(いつからいつまで)・対策を分かりやすく解説していきますので。

それではまず、赤ちゃんの歯ぐずりの原因から見ていきましょう。

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そもそも歯ぐずりはなぜ起こる?その原因は

全ての赤ちゃんが歯ぐずりをする訳ではありませんが、多くの赤ちゃんが歯ぐずりをしてママを困らせます。
歯ぐずりが起こる原因は、ズバリ「歯が生えてきているから」です。

歯茎から歯が生えてくると

  • 口の中に違和感があったり
  • かゆかったり
  • 痛かったり

普段とは違う感覚にびっくりしてしまいますよね。

今までは歯茎だけだったのが、白い硬いものが生えてくるわけです。
赤ちゃんとしては、「これはなんだろう」「気になる」となって、機嫌が悪くなってしまうのも納得できます。

歯ぐずりが始まるのは、多くの場合、下の歯が生えてきたときです。
個人差もあります。
全く歯ぐずりをしない子や、乳歯が全部生えそろうまで機嫌が悪い子供など症状もいろいろ。

一般的には、下の歯2本が生えそろう生後9ヶ月くらいまでなので、一時的な機嫌の悪さと捉えて、根気強く付き合っていきましょう。

かゆみや痛みを感じて泣いてしまう赤ちゃんの代わりをしてあげることはできませんが、少し楽に感じさせてあげたり、気分転換をしてあげることは可能です。
適切なケアをしていきましょうね。

歯ぐずりはいつからいつまで

生まれてくる赤ちゃんには全く歯が生えていません。
ある時期から徐々に歯が生え始めます。
歯が生え始めると歯ぐずりも始まるわけです。
では、歯ぐずりはいつからいつまでなのか?
その期間について紹介していきます。

歯ぐずりはいつから

歯の生え始めは生後6ヶ月頃から。
もちろん個人差があるので、もっと早い子もいれば遅い子もいます。
まずは下の歯から生え始め、白っぽいのが出てきたら赤ちゃんがかゆく感じたり、少し痛く感じたりしてぐずってしまいます。

歯ぐずりはいつまで

では、この歯ぐずりはいつまで続くのか?
だいたい生後9ヶ月頃までと言われています。

なぜ「生後9ヶ月頃まで」なのかというと、この時期になると赤ちゃんの下の2本の歯が生えそろうので、歯ぐずりが治まりやすいのです。

ただ、歯が生えそろっても歯ぐずりが続く子はいますし、歯が生えそろうのが遅い子はもっと長い期間歯ぐずりをしてしまうこともあります。

子供によって歯が生える時期、生えそろう時期、生える場所も異なってきますので、赤ちゃんの様子をよく観察するようにしましょう。

乳歯が生えそろうまではお子様の機嫌が悪く、ママも大変ですが、「今だけの辛抱」と思って気長に付き合ってあげてくださいね。

歯ぐずりの前兆と症状

歯ぐずりが始まると、どういった症状が出てくるのでしょうか?
また、歯ぐずりが始まりそうな前兆にはどういったものがあるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの歯ぐずりが始まるとまず目につくのが、「よだれ」です。
いつもはあまりよだれを出さない子供でも、歯が生え始めるとよだれが多くなり、よだれかけでベタベタになってしまうことがよくおこるようになります。

次に、おもちゃやタオルなど何かと噛むことが多くなります。
こういう現象が見られたら、歯が生える前兆です。
その後、歯ぐずりが始まる可能性があります。

歯が生え始めると、違和感から気になってしまい、おもちゃやタオルなどを噛んで気持ちを紛らわせようとしているのですね。

また、手を口に入れたり、指をくわえたりするのも同じ。
「歯が生えてきている」と赤ちゃんがわかっているからこそする行為なのです。

歯が生えてきて気持ち悪い、かゆいなど赤ちゃんによっては敏感に感じてしまう子もいます。
そういった敏感な赤ちゃんは夜泣きをしたり、1日中ぐずったり。

食欲がなくなるのも、歯ぐずりが原因の場合の一つです。
その場合、柔らかく舌ですぐにつぶせる硬さにしてあげましょう。

歯ぐずりが始まったら、歯固めを与えたり、冷やしたガーゼで歯茎をふく、ゴム歯ブラシで歯磨きをするなどをするのが有効ですよ。

歯ぐずりを起こしたときの対策

赤ちゃんが歯ぐずりを起こしてしまったら、どういった対策をすれば良いのでしょう?

症状的に多いのが「何かを噛む」ことなので、この機会に歯がためを与えましょう。
歯固めを与えてあげると、赤ちゃんは気持ちが落ち着き、噛むことによって歯と歯茎が丈夫に育つので、一石二鳥です。

歯固めにも色々な種類があります。
赤ちゃんと一緒に見に行き、気に入って手に取ったものを与えてあげると良いでしょう。
ただし、口に入れるものです。
安全なものを選ぶのはもちろん、常に清潔にしておく必要があります。

歯固めを冷やして口に入れてあげると、より気持ちよさそうにする赤ちゃんが多いです。
歯が生え始めると、歯茎が腫れぼったくなったり、少し炎症を起こしている赤ちゃんも中にはいます。
そういった場合には、冷やした歯固めがおすすめです。

また、ゴム歯磨きで優しく歯茎を磨いてあげると、歯が生えかけてきた時のイジイジした感じがなくなり、赤ちゃんもスッキリします。
ただし、赤ちゃんの歯茎はすごくデリケート。
優しく磨いてあげましょう。
嫌がったらすぐに辞めることが大切です。

赤ちゃんが歯ぐずりで夜泣きをする場合は、たくさん遊んで疲れさせてあげたり、好きな遊びで夢中にさせてあげてくださいね。
もし泣きたいのであれば、泣きたいだけ泣かせてあげるのも方法です。

まとめ

いかがでしたか?
今回は赤ちゃんの歯ぐずりの原因・症状・対策についてご紹介しました。
これで赤ちゃんの歯ぐずりが始まっても、慌てることなく対処できます。
そろそろ歯ぐずりが始まりそうだな、というママは参考にしてくださいね。

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